Interview

電通・マッキンゼーを経験してきた役員が語る!オープンロジの現在と未来

CSMO(Chief Strategy & Marketing Officer)

及川 直彦Oikawa Naohiko

こんにちは!マーケティングチームの林です。今回はオープンロジの役員陣の一人をご紹介します。登場してくださったのは、CSMO(Chief Strategy & Marketing Officer)の及川直彦さん。

及川さんには電通やマッキンゼーなど名だたる会社を経てなぜオープンロジへ入社したのか、たっぷりとお話を聞かせて頂きました。

自分が入社するかもしれない会社の上司になる人のお話や意見、気になりますよね。
転職のときの判断基準にもなるかと思います。ぜひ参考にしてみてくださいね。

——自己紹介をお願いします

及川直彦です。社会人を始めたのは1988年で、最初の12年は広告会社の電通に勤めていました。前半6年はインターネットが登場する前のマス広告キャンペーンの企画に携わっていましたね。キリンビールさんの「一番搾り」の発売キャンペーンなど、思い出深い仕事の一つです。
後半6年はインターネットが注目され始めた頃でデジタル・マーケティングのビジネス開発に携わっていました。

Oikawa Naohiko

2000年の3月からはネットイヤーグループでシニアバイスプレジデントとしてインターネットプロフェッショナルサービスの開発立ち上げ・拡大フェーズを率いました。ネットイヤーに移った後は、落ち着いたころに海外のビジネススクールに留学するつもりでしたが、縁あってマッキンゼーに入社。当初の予定とは変わりましたが、結果的には良い経験でした。

マッキンゼーに勤めたことがきっかけでコンサルティングの仕事に興味を持ち始めました。

コンサルティングの仕事は、最初はなかなか苦労しましたが、だんだん面白さがわかってきました。特に、新規事業開発のスタディに携わるのが面白かったです。

その新規事業開発の領域に特化したコンサルティング会社を、自分がもともとお世話になっていた電通の中で立ち上げることとなり、その立ち上げ準備から電通ネットイヤーアビーム、電通コンサルティング立ち上げと経営に9年半携わることになりました。

Oikawa Naohiko

2013年10月にビッグデータを活用した予測分析ソフトウェア会社として米国、欧州で急成長していたAPT(アプライド・プレディクティブ・テクノロジーズ)が日本事業を立ち上げることになり、その仕事に日本代表として携わることになりました。この会社も実に楽しかったですね。

テックカンパニー的な自由闊達なカルチャーでマッキンゼー的なトップマネジメント向けのソリューションを提供している会社でしたが、多様な才能やバックグランドを持つメンバーが一緒に仕事をすると、こんなに凄いことができるんだと実感した6年間でした。

APTの事業が無事立ち上がり、その後APTを買収したマスターカードのビッグデータ・コンサルティング部門の日本事業を統括するようになり、取り組んでいることがおかげさまで安定してきて、個人的には、そろそろ次のテーマを探したいと思っていたところで、サーチファームの方からお声がけいただいたお話を聞くようになりました。

そんな中で、あるサーチファームの方から、伊藤さん(オープンロジの社長)と会うことをお勧めいただきました。

——オープンロジに入社したきっかけを教えてください

伊藤さんと最初にお話したときは、確か1時間のアポだったのですが、話が盛り上がり、2時間半を超える時間になってしまったことを覚えています。

伊藤さんと会うまでは、オープンロジのことは正直知らなかったのですが、伊藤さんの話を聞いていくうちに、なかなか面白い事業だなと感じるようになりました。私がこれまでコンサルタントとして体得してきて、ビジネススクールや博士課程の研究で理解を深めてきた経営戦略の「勝ちパターン」と照らし合わせると、実に面白い。

オープンロジがEC事業者さん、倉庫事業者さんの強い満たされていないニーズを見つけ、その実現のために、エンジニアとビジネス開発のメンバーが現場に入り込みながら情報の粘着性の高いニーズを学び取り、それに基づいて強くて模倣されにくい提供価値を作り上げているところが素晴らしい。

そしてその提供価値がデータと技術を活用することで、どんどんレベルアップしていくところも素晴らしい。単なるシェアリングサービスではなく、本格的なプラットフォームビジネスを創ろうとしていることを理解しました。

Oikawa Naohiko

ただ、この会社には何か足りないところがあると感じました。

その足りないところがもし、急成長する組織に求められる経営の安定感とか、可能性が広すぎて選択肢が多すぎる事業に求められるクリアなロードマップだとしたら、自分のこれまでの経験がお手伝いできるところがあるかも、と感じるようになりました。

当時の私は、物流に関してはほとんど知識がゼロでしたが、それは「入ってから勉強すればいいや」と思いました。なにしろオープンロジには、日本でトップクラスの物流業界のナレッジを持つ人たちがたくさんいるので、そんな同僚から学べるのもチャンスですしね。

そんなことを考えてオープンロジに参加してそろそろ5ヶ月になりますが、毎日とても楽しいです。私が最初に感じた事業の提供価値の強さ、プラットフォームビジネスとしての進化の可能性が正しかったことを、ますます確信しました。

私の見立ては間違っていなかったので、ならばその実現のタイミングを早めるために自分が何をすべきかを考え、取り組んでいます。もちろんチャレンジはあります。でも後ろ向きではなく、前に向かうチャレンジは取り組んでいて楽しいですよね。

——現在業務は具体的に何をされていますか?

EC事業者様など荷主様側にオープンロジのサービスに気づいていただき、ご理解いただけるようにするセールス&マーケティングに関わる部分を統括している仕事と、オープンロジという会社そのものをマーケティングし、イノベーションを推進させるシナリオを創るところが仕事ですね。

とはいえ優秀なメンバーがマーケティング業務や営業業務をこなしてくださるので、私自身はたいしたことはしていませんが。

私はある意味便利屋であり、埋もれていた資源を引き出すファシリテーター的な役割を担っています。この会社にある資源をオープンロジの三年後、五年後のあるべき姿のためにどうやって引き出してシナリオにするか、ということに最も時間を使っていますね。

今までずっとオープンロジにいた人にとっては当たり前に感じられるけれども、実は稀少なナレッジ、スキル、緻密な業務の設計と遂行、そんな宝の山を未来のチャンスにつなげる、そんな役割を果たしていきたいですね。

——今後の目標を聞かせてください

Oikawa Naohiko

今やっていることの積み重ねの先にしか未来はないのですが、その一方で今見えている未来なんて通過点にすぎない。その先にダイナミックな変化がありそれに対応するイノベーションがあり、それを実行する新たなサービスが広がっているはずです。

日本発ではあるけれども世界の各国で愛用されている、そんなサービスを実現させたいですね。

——オープンロジメンバーに向けて一言お願いします

今やっている仕事には意味がある。このことを強く伝えたいです。

さっき「今見えている未来なんて通過点に過ぎない」と申し上げましたが、その一方で、今やっていることの積み重ねの先にしか未来はありません。頭を使い、気を遣い、ときには自らの得意とする能力をフルに発揮し、ときには自分がこれまでやったことがないことを試行錯誤しながら取り組む、そういう日々の取り組みには大きな意味があります。

メンバーとじっくり話しながらシナリオを広げ、深め、形にし、実現させていくことで、メンバーがあるとき振り返ったら「ああ、自分が取り組んだことが、こんなことを実現することにつながっていたんだな」と実感できるようにしたいですね。

——最後に求職者に向けて一言お願いします

物流に興味があり何かビジネスで接点がある方は、物流業界を今までとは違ったアングルから見ることができるのでオープンロジをオススメします。

私みたいに物流に興味がなかった方は、フィジカルインターネットという言葉を今すぐ検索してみてください。今この業界が今グローバルインターネット関連市場の中でどれだけ注目されているかわかりますよ!